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NYでアメコミブーム?5月に大規模展覧会、「バットマン」最新作も予定
NYでアメコミブーム?5月に大規模展覧会、「バットマン」最新作も予定
http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2381162/2841227
【4月22日 AFP】ついに敵に弱点を知られたバットマン(Batman)が、ゴッサムシティ(Gotham City)の薄暗い裏通りで捕まっている――現在執筆中のシリーズ最新作の1場面だ。
「トップシークレットだよ」バットマンの弱点を尋ねると作者のニール・アダムス(Neal Adams)は笑いながらそう答えた。アダムスは現在ニューヨーク(New York)の自宅で、DCコミック(DC Comics)から出版されるバットマンの新作6本を描いている。
現代のスーパーヒーローが活躍する都市の典型とも言うべきニューヨークでは、コミックが生活の重要な位置を占める。メトロポリタン美術館(Metropolitan Museum of Art)とコスチューム・インスティチュート(Costume Institute)を会場に、5月から新しいコミック展覧会「スーパーヒーロー:ファッション&ファンタジー(Superheroes: Fashion and Fantasy)」が予定されているほか、100人以上もの漫画家が集結する毎年恒例の国際的コミックイベント「Comic-Con」も18日から20日にかけて開催された。
■アメコミ黄金時代はこれから
現在66歳になるアダムスは、北米コミック界の巨匠と言われている。1970年代にダークな「バットマン像」を生み出し、スーパーマン(Superman)やグリーンランタン(Green Lantern)の制作にも携わった。
当時をコミックの黄金時代と懐かしむ人は多いが、アダムスは単なる出発点と見ている。
「今は良い仕事をする人がたくさんいる。わたしのバットマンは過去のもの。大切なのは、今の若いクリエーターたちがこれからどんな作品を生んでくれるかだ」とアダムスは語る。
アダムスはDCコミックと、そのライバルでもあり「X-Men」「キャプテン・アメリカ(Captain America)」「スパイダーマン(Spiderman)」などを生み出しているマーベルコミック(Marvel)の両者に作品を提供している。「DCコミックの作品はスーパーマンのように典型的な始まり方をする。マーベルに出てくるキャラクターは完ぺきな人間じゃない」
■展覧会には有名デザイナーも出展
5月7日に開幕する「スーパーヒーロー:ファッション&ファンタジー」のオープニングには、イタリア人ファッションデザイナーのジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)が登場する。映画の衣装、オートクチュール作品、高機能のスポーツウェアなど60点を出展する予定だ。
主催者はこの新しい展覧会により、コミックのスーパーヒーローがいかにして究極のファッション・アイコンとなったか、人の肉体を強化、変容させたかが明らかになるだろうと語る。
「コミックは現在さまざまな分野に広がっている。形を変えて、あらゆる分野に浸透しているんだ」とアダムスは言い、映画が有名になった「マトリックス(The Matrix)」シリーズも、いまだにコミックとして読まれていると指摘した。
ゴシック様式とアールデコ様式が混在するニューヨークの摩天楼は、スーパーヒーローが宿敵と闘うには完ぺきな場所だ。ハイラム・モンセラート(Hiram Monserrate)市議会議員は前月、「ビッグ・アップル」の愛称で親しまれるニューヨークの正式なニックネームを「ゴッサムシティ」にしようと提案した。
バットマンが活躍する架空の都市ゴッサムシティはニューヨーク、特に夜になったマンハッタンのとある場所だと主張する専門家もいる。一方、スーパーマンが活躍するメトロポリス(Metropolis)は、昼間のニューヨークだと考えられている。
作者のアダムスは、ニューヨークに裏通りがないことから、ゴッサムシティはむしろシカゴ(Chicago)に似ていると語る。「いずれにしてもこの街は、美しくて、コミックの舞台には最適だね。摩天楼とたくさんのクレイジーな人たち。数年前の方がもっと美しかったかもしれないが、われわれはニューヨークのすべてが好きなんだ」(c)AFP/Luis Torres de la Llosa
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