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アースデイ東京08 地球のことを考えて /東京
アースデイ東京08 地球のことを考えて /東京
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20080420ddlk13040154000c.html
毎日新聞移動支局:アースデイ東京08 地球のことを考えて /東京
「地球のことを考える日」を合言葉に、今年も開幕した「アースデイ東京2008」。メーン会場の代々木公園(渋谷区)では19日、身近な暮らしの中で環境保護を意識し、実践してもらうための企画を凝らしたテントが設けられ、朝から大勢の家族連れなどでにぎわった。会場に開局した毎日新聞「環境」移動支局が、イベントや参加者などを取材した。【合田月美、真野森作、佐藤岳幸】
◇食器の汚れ落として返却
地産地消など、食材にこだわる23のオーガニックレストランが出店した「アースデイキッチン」は、和食やイタリアンなど多彩なジャンルで人気を集めた。店頭では、食材の輸送距離や輸送などで排出された二酸化炭素の量をメニューごとに表示。食と環境の密接なつながりを利用者にアピールした。
有機農産物を宅配する「大地を守る会」(本社・千葉市)は、国産飼料で育てた岩手県産牛で作った牛丼を販売。米国産牛を使う大手牛丼チェーンに比べ、二酸化炭素排出量は10分の1という。
アースデイでは01年から、再利用できる食器を導入し、利用者が食後に古布で汚れを落として返す仕組みが定着している。コーナーを運営する環境NGO「A SEED JAPAN」(本部・新宿区)の担当者、浜中聡史さん(25)は「身近な使い捨てをやめれば、ゴミが減らせることを知ってほしい」と話していた。
◇携帯回収しゴリラを救う
携帯電話を回収し、アフリカのマウンテンゴリラを救おうというユニークな試み「ケータイゴリラ」のコーナーには、午前中だけで約50台の不要な携帯が持ち込まれた。
アフリカ・コンゴにあるマウンテンゴリラの生息地域は、携帯電話に使われる希少金属「タンタル」の産地でもある。携帯が世界的に普及する過程で需要が急増したタンタルを採掘するため、多くのゴリラが犠牲になったとされる。
「ケータイゴリラ」は廃棄された携帯電話から取り出した希少金属などの売却益を、マウンテンゴリラの保護団体に寄付する活動で、環境NGO「A SEED JAPAN」が行っている。携帯1台当たり50円を寄付し、持ち込んだ人にはステッカーが配られる。
自宅にあった携帯電話を持参した横浜市青葉区のフリーター、大石麻利子さん(23)は「愛着があったので少し抵抗はありましたが、ゴリラの保護に役に立つなら」と話した。
◇「そら」「べあ」兄弟がPR
ソニーなどが進めている「そらべあ基金」コーナーには、「地球温暖化のために母親と別れてしまった」という設定のホッキョクグマ「そら」と「べあ」の兄弟の着ぐるみが登場して、来場者の目を引いた。
「基金」はソニーの電池の売り上げの一部で、3キロワットの太陽光発電システムを全国の保育園や幼稚園に寄付するもので、今年度は3基を予定している。
「アースデイ東京」の開催中は、アンケート回答者に「そらべあ」の絵本500部をプレゼントする。5歳の長女、2歳の長男とアンケートに答えた世田谷区の整骨師、樋熊篤史さん(35)は「子供に絵本をよく読んで聞かせたい」と話した。
一方、毎日新聞社が進める「MOTTAINAI」キャンペーンのコーナーでは、1着100円の古着マーケットが人気を集めた。売り上げは、ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんが主催してアフリカに木を植える「グリーンベルト運動」に寄付する。
◇環境保護、普段の心がけは
来場者に、環境保護のために普段心がけていることや実践していることを聞いた。
◇板橋区、会社員、桐生和広さん(47)
4歳になる息子が生まれたころから、台所の洗い物に重曹を使い、車も乗らないようにするなど、環境に気を配っている。食べ物も少し高くても有機食品を買う。こういうイベントを機に、自給自足で安全な食品を食べられる社会にしたい。
◇神奈川県相模原市、主婦、前田真澄さん(41)
昨年、5歳の娘がハロウィンでもらってきた観賞用のかぼちゃを、娘と一緒に庭に埋めたのがきっかけで、生ゴミは細かく刻んで煮て、庭に埋めるように心がけている。かぼちゃを埋めた庭ではチューリップが花を咲かせた。これからも子供と楽しみながら、環境のためにできることをやっていきたい。
◇中央区、会社員、矢尾板美也子さん(25)
自転車で営業の仕事をしている。担当部署が中央区なので十分回れる。自転車に乗ると今まで知らなかった店を見つけたり、咲いている花を見て季節を感じたりすることもできる。
◇世田谷区、会社員、岡田祐一郎さん(38)
マス釣りで訪れる本栖湖(山梨県)で毎年6月にあるゴミ拾いキャンペーンに、06年から参加している。たばこの吸い殻などがかなり多い。自分が行く場所なので気になる。普段は水筒とエコバッグを持ち歩いている。
◇墨田区、廃食油回収・リサイクル会社社長、染谷ゆみさん(39)
買い物はマイバッグは持って行くが、肉や野菜が入っているトレーなども無駄なので、商品を包装せずに売ってくれる店を選ぶ。庭ではプランターで家庭菜園をしている。シソやバジルなどはもちろん、沖縄の島ラッキョウなどもできた。仕事での移動はもっぱら自分の足。
◇川崎市、主婦、中村かおりさん(45)
食器を洗う時は必ず古新聞やぼろきれで汚れを落として水を節約。「マイはし」と布製バッグをいつも持ち歩き、レジバッグはもらわない。
〔都内版〕
毎日新聞 2008年4月20日 地方版
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