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日本救助隊の活躍に中国サイトで感謝の大反響
日本救助隊の活躍に中国サイトで感謝の大反響
http://www.news.janjan.jp/world/0805/0805210561/1.php
張旭梅2008/05/22
日本の国際緊急援助隊が四川大地震の救援に出動したが生存者救出はならず「気を滅入らせて離職さえ考えている」という記事が中国のサイトに載った。大きな反響を呼んで次々と転載され、日本の隊員に対する感謝の言葉が多数寄せられた。救助隊の活躍は中国人の意識を変えつつある。日中友好のよいきっかけとなりそうだ。
中国のウェブサイト「環球時報・環球網」は5月21日、「日本緊急援助隊員の1人は、生存者を救出することができず気が滅入って、離職しようとまで考えている」という趣旨の記事を掲載した。
記事によると、日本の国際緊急援助隊は成都に戻ったとき、拍手と感謝に対して、喜びはひとつもなく、重い表情だったと日本のマスコミには報じられた。同時に、ネットユーザーは援助隊の撤退に関する日本語記事を探した際、Yahoo!ジャパンで「援助隊員」を名乗る人の書き込みを見つけた。同じ隊員仲間の1人は、今回の救援活動で中国人を救出できないことで自分を気が滅入り、離職まで考えているという。環球網の記事は次のとおり。
http://news.sina.com.cn/c/2008-05-21/074815584656.shtml
到着後早々に救助活動を開始した日本の緊急援助隊(5月16日、四川省青川県喬荘で=新華社/アフロ)
筆者がネットで更に検索してみると、援助隊員と名乗る人の書き込みを紹介する文章は多くの人に転送され、現在多くのサイトで掲載されていることが分かり、びっくりした。Yahoo!ジャパンで見つけた援助隊員と名乗る人の書き込みの原文を載せたサイトも見つけた。
http://club.news.sohu.com/r-minjian-1998403-0-330-0.html
サイトの作者はこのメッセージの真偽については「自分も分からない」と記し、メッセージを中国語に訳し、中国のネットユーザーに紹介した。サイトの下には中国人ネットユーザーの書き込みを載せているが、援助隊を始め、日本と日本人民に対する感謝の言葉で溢れている。5月20日に掲載されたこの記事に、21日現在すでに16,662回のアクセスがあり、236人が書き込みを残した。そのいくつかを訳し、次に紹介する。
●援助隊に対する尊敬と感謝
「援助隊の皆様、あなた方は非常に勇敢です。余震の危険だけでなく、中国人に理解されない危険も冒していながら、救出活動を進めました。あなた方を通して、私は日本人の善意が感じられました。中国人は永遠にそれを忘れませんよ」
「被災地に関心を寄せるすべての日本人に感謝したい」
「日本人民はいい人で、感謝すべきだ」
「本当にありがとう、ご苦労さまでした」
「日本人民に感謝して、日本援助隊に感謝する!」
●隊員の落ち込みに対して
「本当に助かったわよ、本当に。だから滅入ったりとかしないで。お願いします」
「どうもお疲れ様でした。生きている人の救出ができなかったにしても、皆様は全力を尽くしました。日本の友人の皆さんに、本当に感謝しています」
倒壊した6階建のビルで16時間の救助活動の後に2人の遺体を見つけ、黙祷する緊急援助隊(5月17日、四川省青川県喬荘で=新華社/アフロ)
●中日関係について自分の意見を述べ、両国の発展に期待を寄せる
「私はもともと日本人が嫌いだが、今回のことを通して、見直しすべきだと思うようになった」
「援助隊が危険を冒して、自分と関係のない人を救出することに、われわれは感謝すべきです。偏見や不満を捨てましょう」
「私は南京出身で、日本にかつて偏見を抱えていました。しかし今回の援助隊の活動を見て、反省すべきだと考え直すようになりました。日本人民は友好的で、中国人はあなたたちの救援を忘れることはありません。今回は生きている人を救出できませんが、それはあなたたちが悪いのではありません。もしかして、もっと早くあなたたちに来てもらったらよかったのかもしれません。改めて感謝を捧げます。いつかまた中国に来てください。南京へもお越しください。中国人の多くは日本に対する考え方も変えたに違いありません」
●救援活動への批判の声に対して
「もし日本人民が被災したら、あなたは死を冒して、救出にいけると思うの? 救援活動を演出だとうるさい人、あなたはただお金を義捐しただけで、家で涙を流したぐらいだけで、救助隊員のように死の危険も冒して現場で救出に参加したのか。歴史を忘れないことは、新しい未来を切り開くためだ。われわれは歴史を思いながら、両国の新しい時代を作るべきだ」
このような書き込みはまだ数多くある。サイトは今も早いスピードで更新されている。筆者がこの記事を書き終えて見ると、アクセス回数は17,005回に増加していた。
ネット掲示板は元来、「反日」の温床だが、今回の日本隊の活動により、中国人の対日観が大きく変わり、中日友好の声が多く寄せられていることが分かる。今回の救援活動は中日関係の改善にとって、非常に良いきっかけとなるかもしれない。
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