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わが子支えにママは強し 増える活躍選手
わが子支えにママは強し 増える活躍選手
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/olympic/general/list/200805/CK2008052702000273.html
愛娘を抱いて笑顔の赤羽有紀子選手(左)と、夫でコーチの周平さん=栃木県芳賀町で
出産後も競技生活に復帰するママさんアスリートが、増えている。「出産イコール引退」という時代ではなくなり、むしろ子どもの応援を励みにレベルアップする選手も少なくない。長男を産んで北京で「ママでも金」を狙う柔道の谷亮子選手(32)に続けとばかり、五輪出場を目指す。
レース後半のきついところで娘が応援している。「娘のところまでは笑顔で行こう」。陸上女子1万メートル、5000メートルで北京五輪出場を目指す赤羽有紀子選手(28)は結婚、出産をばねに成績を伸ばしている。
昨年11月の東日本実業団対抗女子駅伝。夫の両親に抱えられた長女優苗(ゆうな)ちゃん(1つ)を見つけ、赤羽選手はガッツポーズをして駆け抜けた。高橋尚子選手(現ファイテン)の区間記録を9年ぶりに塗り替える快走となった。
2005年3月、大学の同級生で男子陸上部のマネジャーだった周平さん(28)と結婚。引退し、栃木県芳賀町の実家で夫と農業をするつもりだった。
ところが所属するホクレンが、栃木の実家を練習拠点とし、周平さんを専属コーチとして競技を続けるよう提案。喜んで受け入れ、その後の飛躍はめざましかった。
05年秋、5000メートルで日本歴代4位(当時)を記録。7年ぶりの自己ベスト更新で、初めて世界を意識した。出産後も、弾みがついたように好記録を出している。
会社の理解と、コーチ兼マネジャーに加えて家事や育児までこなす周平さんが躍進を支える。結婚後はけがもしなくなった。「周りに支えられていることを実感した。世界をめざし、気持ちを高めて陸上に取り組むようになった」
同じく五輪出場を目指すビーチバレーの佐伯美香選手(36)=ダイキ=も「家族があるからこそやれている。シドニー五輪にはなかった心の支えができた」と言う。2000年のシドニー五輪で4位入賞を果たし、一度は引退。結婚と出産を経て復帰した。長男健太君(6つ)を夫公彦さん(43)に託し、世界を転戦する。「母になって、少々のことではへこたれなくなった」
ママさん選手を積極的に支援する競技団体も出てきた。3年前に長男耀太君を出産した女子サッカーの宮本ともみ選手(29)=伊賀FCくノ一=は、日本サッカー協会の育児サポート制度に助けられた。合宿や遠征に子どもを同行するときは、ベビーシッターの費用などを協会が負担する。「昨年からは、海外遠征も協会負担で連れていけるようになった」
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