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「MAD動画削除」に集まるユーザーの関心
「MAD動画削除」に集まるユーザーの関心
http://www.ohmynews.co.jp/news/20080706/27035?cd
ドワンゴの小林宏代表取締役社長(撮影:山本宏樹)
ニワンゴの西村博之取締役(撮影:山本宏樹)
2ちゃんねるで学ぶ著作権
動画コミュニケーションサイト「ニコニコ動画」を展開するニワンゴとドワンゴは7月4日、新バージョン「ニコニコ動画(夏)」を発表。東京都文京区のJCBホールで行われた発表会「ニコニコ大会議」には一般ユーザー2000人が招待された。
ユーザー最大の関心は「MAD動画削除」
ドワンゴの小林宏代表取締役社長(撮影:山本宏樹) ドワンゴは2日、権利者団体の著作権を侵害するコンテンツを「ニコニコ動画」上から削除すると発表した。削除対象となるコンテンツの中には、ユーザーがオリジナルコンテンツを元に新しい作品を作る、いわゆる「MAD(マッド)動画」も含まれる。
ニコニコ動画にはこれまでさまざまなMAD動画が投稿され、ユーザーの支持を集めていたこともあり、発表会ではユーザーや報道関係者からMAD動画削除についての質問が相次ぐなど、同騒動がいかに注目されているかがわかる。
小林宏氏は「(MAD削除は)現時点での『妥協点』。しかし、MADは日本の新しい文化。MADは権利者にとって大いにプラスになる。権利者にMAD文化を認めていただけるためにはユーザーの声が必要」と一礼、指示を仰いだ。
西村博之氏は、「(問題の動画を)消せと言われた以上、消すしかない。ただ、MADが消されることは、そんなに問題ではないと思っている。ニコニ・コモンズで提供する素材を使って、権利的にもクリアになった方がいいのでは」と話した。アニメの手描き作品については、杉本誠司氏が「権利者と話し合いながら決めていきたい。一律にすべてどうするという話にはならない」と応えた。
素材を利用した動画には「コモンズ素材」と表示される。また、コンテンツ提供者はライセンス範囲を設定することで、ニコニコ動画以外にも素材提供が可能になる。
「残念」と口を揃えるユーザー
ニワンゴの西村博之取締役(撮影:山本宏樹) MAD削除について「ニコニコ大会議」の参加者に話を聞くと一様に「残念」と口をそろえた。
「来るべく日が来た、という感じ。課金制でもいいからアニメコンテンツの配信を継続させてほしい」(21歳、男性)
「アニメやMADが無くなるとニコニコ動画には何も残らない」(18歳、男性)
「MADは作品の宣伝効果もあったのに残念」(21歳、男性)
「MADで知ったアニメのDVDやキャラクターグッズを買ったことがある。アニメ作品を知るきっかけが消えてしまうのは残念。MADは(感想を共有できる)ニコニコ動画で見ないと意味がない」(22歳、女性)
また、ドワンゴの広報は「今回の削除で、アクセス数が下がるという認識はしていない。権利者さまに対してもユーザーさまに対してもきちんとしたアプローチをしている。これからいろいろなサービスを投入していく予定で、そういったところでユーザーの皆さまを呼び込みたい」とほかの動画サイトにはない、独自の「魅力」でユーザー流出を止めたい考えだ。
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