スポンサードリンク
【連ドラ情報】『相棒』強し! 春ドラも警察モノに注目?
【連ドラ情報】『相棒』強し! 春ドラも警察モノに注目?
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090327/1024972/
冬ドラマがほぼ終わり、春ドラマへの期待が膨らむ時期がやってきた。今回は、テレビ誌のドラマ評を担当してきた萩原まみさんによる、冬ドラマ総括と春ドラマの見どころを合わせてお届けしよう。
※最終ページに今クールのドラマの一覧表を掲載
冬ドラは『キイナ』が『ヴォイス』に逆転勝利!
全体に低調だった冬ドラだが、平均視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ。以下同)が最も高かったのは『キイナ~不可能犯罪捜査官~』(日本テレビ系)の14.57%という結果に終わった。
ずっとトップを走ってきたのは、初回視聴率17.7%と好調なスタートを切った『ヴォイス~命なき者の声~』(フジテレビ系)だったのだが、最終回と「ワールドベースボールクラシック準決勝 日本×アメリカ」の緊急特番がぶつかるという不運に見舞われ、最後はまさかの13.6%止まり。平均視聴率も14.56%に下がってしまった。
第3位は、『メイちゃんの執事』(フジテレビ系)の平均14.03%。どの番組よりも高い最終回視聴率16.6%を記録し、イケメンドラマの人気の高さを見せつけた。
豪華俳優をそろえ、海外ロケも敢行した『トライアングル』(フジテレビ系)は、最後の最後に意外な真犯人を明かす作戦で、最終回視聴率15.5%。平均12.36%で第4位に入った。
1クールのドラマではないが、この時期に終了した『相棒7』の最終回視聴率は19.5%。亀山薫(寺脇康文)に代わる杉下右京(水谷豊)の新「相棒」として神戸尊(及川光博)が登場し、シーズン8への期待をあおった。最終回は2時間スペシャルだったこともあり、20%超えは果たせなかったが、平均視聴率18.1%という高い数字を記録した。
時代はライトなドラマを求めている!?
視聴率は一つの目安ではあるが、『ヴォイス』の例からも分かる通り、裏番組によって大きく左右されてしまう。必ずしもドラマの良し悪し=視聴率の高さ、ではない。
冬ドラのなかで、数字はいまひとつだったものの、強く印象に残った作品をいくつか挙げておきたい。まずは、現代の家族のありようをじっくりと描いた、仲間由紀恵主演、山田太一脚本の『ありふれた奇跡』(フジテレビ系)。もう一つは、松山ケンイチが渾身の演技を見せた『銭ゲバ』(日本テレビ系)。どちらもブレの少ない、作り手の熱が伝わる作品だった。また、玉木宏や香里奈などの人気俳優を起用した、野島伸司脚本の『ラブシャッフル』(TBS系)は、ギャグの滑りっぷりには閉口させられたが、メッセージ性の強い意欲作ではあった。
しかし、今回、視聴者から支持されたのは、比較的ライトな感覚のドラマのほうだったようだ。深夜枠にもかかわらず平均視聴率10.76%を稼いだコメディ『歌のおにいさん』(テレビ朝日系)、根強い人気の『特命係長 只野仁』(テレビ朝日系)、既視感漂う題材ながら若者やジャニーズファンの支持を集めた『RESCUE~特別高度救助隊』(TBS系)といったあたり。『RESCUE』は生死を扱ってはいても、描き方は重すぎず、明快な感動物語に仕立てられていた。それに対して『ありふれた奇跡』や『ラブシャッフル』はコメディ的な要素を含みながらも、実は重いテーマに挑んでいる。『銭ゲバ』は派遣切りや格差社会といった世相を映した内容にアレンジされていたが、ドラマでまで暗い気分は味わいたくない、というのが今の視聴者の気分なのかもしれない。
ゴールデンタイムはドラマ枠縮小、深夜に新設
4月は春ドラマが始まるだけでなく、1年を通しての番組編成が仕切り直される時期。不景気による予算削減、視聴者のテレビ離れが伝えられるなか、各局ともかなり思い切った改編を試みるようだ。
ドラマに関する大きな動きとしては、フジテレビと日本テレビが競合していた火曜22時の枠から、日本テレビが撤退。火曜ドラマ枠最後の作品、亀梨和也主演の『神の雫』は平均視聴率6.08%。前クールの速水もこみち、加藤ローサ主演の『オー! マイ・ガール!!』は7.5%、前々クールの深田恭子主演の『学校じゃ教えられない!』は6.4%と、散々な成績が続いていたので、冷静な判断だと言えるだろう。ドラマファンとしても、「どちらを見る!?」と悩む必要がなくなるのはありがたい。ちなみに、4月からはバラエティ番組『魔女たちの22時』がスタートする。
その一方で、日本テレビは深夜に実験的なドラマを放送する枠を持っている。そのなかで、昨夏、特に高い評価を獲得した『ザ・クイズショウ』(土曜深夜『サタデーTVラボ』枠内)のキャストを一新し、土曜21時から放送することになった。
深夜枠で革新的な番組を流し、好評ならゴールデンタイムに持ってくるという流れはバラエティ番組においては確立されているが、ドラマでは珍しい。約10年前から「金曜ナイトドラマ」という深夜ドラマ枠を作っているテレビ朝日は、『トリック』『特命係長・只野仁』といったヒット作をゴールデンに移動して成功させてきたが、これまではメインのキャストは変えてこなかった。
『ザ・クイズショウ』の場合は、ラーメンズの片桐仁がエキセントリックに演じた主人公に、嵐の櫻井翔が扮(ふん)するとあって、かなり雰囲気の違ったものになりそうだ。
深夜枠の新番組を見てみると、東野圭吾原作、松田翔太主演の『名探偵の掟』(テレビ朝日系)、地方局で人気を呼んだドラマ仕立てのバラエティ番組『イケ麺そば屋探偵~いいんだぜ!~』(日本テレビ系)、ジャニーズのなかでも人気、実力ともに高い生田斗真主演の『魔女裁判』(フジテレビ系)、釈由美子主演の『LOVE GAME』(日本テレビ系)と、各局とも注目作をそろえている。
これまで、深夜ドラマ枠のなかったTBSは他局とバッティングしない水曜に新設。伊藤淳史主演で、SFコミックが原作の『漂流ネットカフェ』を放映する。
大人も楽しめる作品の多い春ドラマ
では、ゴールデンタイムのおすすめの番組をいくつかピックアップしてみよう。
“月9 ”の『婚カツ!』(フジテレビ系)には、11年ぶりにSMAPの中居正広が登場。“月9 ”ヒロインを演じるのは初めての上戸彩と共演する。脚本は中居主演で大ヒットした『白い影』『砂の器』(ともにTBS系)の龍居由佳里、演出は『HERO』『古畑任三郎』『ショムニ』(すべてフジテレビ系)のヒットメーカー、鈴木雅之と、万全の布陣。旬なキーワード「婚活(結婚活動)」をテーマに、フレッシュでコミカルな作品になりそうだ。
このところ低迷が続いているTBSの日曜劇場はオダギリジョーと長澤まさみ共演の『ぼくの妹』で巻き返しをはかる。ずっと映画出演が続いていたオダギリが久々にドラマに復帰し、長澤と共演するとあって、注目を集めること必至。しかし、「究極の兄妹愛を描くヒューマンドラマ」というのが、今の視聴者の感覚に合ったものに仕上がっているのかどうか、やや不安が残る。
見応えのある作品になりそうなのが、生誕100周年を迎える松本清張原作の『夜光の階段』(テレビ朝日系)。男女の愛と憎悪を描いたサスペンスで、主人公の美容師を演じるのは藤木直人。女優陣も木村佳乃、夏川結衣、荻野目慶子、余貴美子とゴージャスだ。
軽く楽しめそうなのは、天海祐希主演のスタイリッシュな新感覚刑事ドラマ『BOSS』(フジテレビ系)。共演は竹野内豊、戸田恵梨香、吉瀬美智子ほか。お笑い芸人のケンドーコバヤシが、男性の同僚に熱い視線を送る刑事役で出演するのも話題の1つ。
映画『崖の上のポニョ』の主題歌で人気の大橋のぞみと阿部寛という異色の顔合わせが気になる『白い春』(フジテレビ系)。前科のある元チンピラが、自分の知らないうちに生れていた娘と出会い、変わっていく姿を描く。脚本は『結婚できない男』(フジテレビ系)の尾崎将也。吉高由里子、紺野まひる、白石美帆といったひと癖ある女優陣の競演も楽しみ。
近ごろの定番ともいえるイケメンドラマとしては『アタシんちの男子』(フジテレビ系)がある。主演は堀北真希で、要潤、向井理、山本裕典、瀬戸康史、岡田義徳、永山絢斗、つるの剛士、山本耕史といったさまざまなタイプのイケメンがズラリ。堀北がホームレスから一転、自分とあまり年齢の変わらない6人兄弟の義理の母になったことから巻き起こる騒動を明るく描いていく。スタッフは堀北主演でヒットした『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』(フジテレビ系)の面々なので、女子のハートをつかむことは間違いないだろう。
ほかに、医療ものではコミック原作の『ゴッドハンド輝』(TBS系)、刑事ものでは佐々木蔵之介主演の『ハンチョウ~神南署安積班~』(TBS系)などがある。『相棒』の後枠はやはり刑事もので、横山秀夫原作、内野聖陽主演の『臨場』。『相棒』ファンが引き続き楽しめる、しっかりした作品が期待できそうだ。
次ページに春ドラマの一覧表を掲載。
番組名 放送局
(放映時間) 初回
放映日 原作・原案 脚本 主な出演者
【日曜日】
ぼくの妹 TBS系
(21時~) 4月19日 ― 池端俊策 オダギリジョー、長澤まさみ、千原ジュニア、ともさかりえ、田中哲司、若林豪、大滝秀治 ほか
【月曜日】
婚カツ! フジテレビ系
(21時~) 4月20日 ― 龍居由佳里 中居正広、上戸 彩、佐藤隆太 ほか
ハンチョウ
~神南署安積班~ TBS系
(20時~) 4月13日 ― 石原武龍
奥村俊雄
ほか 佐々木蔵之介、中村俊介、塚地武雅、黒谷友香、賀集利樹、山口翔悟、安めぐみ、細川茂樹、奥貫薫 ほか
【火曜日】
アタシんちの男子 フジテレビ系
(21時~) 4月14日 ― 武藤将吾 堀北真希、向井理、山本裕典、瀬戸康史、つるの剛士、岡田義徳、永山絢斗、岡山智樹、要潤、山本耕史、草刈正雄、高嶋礼子 ほか
白い春 フジテレビ系
(22時~) 4月14日 ― 尾崎将也 阿部寛、大橋のぞみ、吉高由里子、遠藤雄弥、紺野まひる、白石美帆、遠藤憲一 ほか
【水曜日】
夫婦道 TBS系
(21時~) 4月15日 ― 清水有生 武田鉄矢、高畑淳子、山崎静代、たくませいこ、本仮屋ユイカ、鈴木悠人、橋爪功 ほか
臨場 テレビ朝日系
(21時~) 4月15日 横山秀夫 佐伯俊道
坂田義和 ほか 内野聖陽、松下由樹、渡辺大、伊藤裕子、京野ことみ、伊武雅刀、高島政伸 ほか
アイシテル~海容~ 日本テレビ系
(22時~) 4月15日 伊藤実 高橋麻紀 ほか 稲森いずみ、板谷由夏、山本太郎、川島海荷、嘉数一星、田畑智子、佐野史郎、田中美佐子 ほか
漂流ネットカフェ TBS系
(0時29分~) 4月15日 押見修造 前田司郎 伊藤淳史、KIKI、浅見れいな、利重剛 ほか
【木曜日】
京都地検の女 テレビ朝日系
(20時~) 4月23日 ― 西岡琢也 ほか 名取裕子、寺島進、益岡徹、森翼、大島蓉子、みやなおこ、山口美也子、小林千晴、脇沢佳奈、福本清三、渡辺いっけい、蟹江敬三 ほか
ゴーストフレンズ NHK総合ほか
(20時~) 4月2日 ― 高橋留美 ほか 福田沙紀、西島隆弘、片瀬那奈、入山法子、入江甚儀、渋谷飛鳥、水崎綾女、モト冬樹、岡田義徳、友近、鰐淵晴子 ほか
夜光の階段 テレビ朝日系
(21時~) 4月23日 松本清張 竹山洋 藤木直人、木村佳乃、夏川結衣、渡辺いっけい、荻野目慶子、三浦理恵子、高知東生、余貴美子、室井滋、小林稔侍 ほか
BOSS フジテレビ系
(22時~) 4月16日 ― 林宏司 天海祐希、竹野内豊、戸田恵梨香、溝端淳平、吉瀬美智子、ケンドーコバヤシ、温水洋一、玉山鉄二 ほか
LOVE GAME 日本テレビ系
(23時58分~) 4月23日 安達元一 岩村匡子
村上直美 主演=釈由美子/各話出演=塩谷瞬、北川弘美(第1話)、井上和香(第2話)、ゆき ほか
【金曜日】
湯けむりスナイパー テレビ東京系
(24時12分~) 4月3日 作/ひじかた憂峰
画/松森正 大根仁 遠藤憲一、伊藤裕子、でんでん、長門裕之、松田美由紀、大野未来、谷桃子、池谷のぶえ ほか
名探偵の掟 テレビ朝日系
(23時15分~) 4月17日 東野圭吾 大石哲也 ほか 松田翔太、香椎由宇、ちすん、入江甚儀、木村祐一 ほか
コンカツ・リカツ NHK総合ほか
(22時~) 4月3日 ― 野依美幸
仲村みなみ 桜井幸子、清水美沙、国生さゆり、津田寛治、高杉亘、二階堂智、中川晃教、大桑マイミ、中村柊芽、若林豪、松坂慶子 ほか
スマイル TBS系
(22時~) 4月17日 ― 宅間孝行 松本潤、新垣結衣、小池栄子、徳山秀典、鈴之助、北見敏之、池内博之、小栗旬、勝村政信、前田吟、いしだあゆみ、中井貴一 ほか
【土曜日】
ゴッドハンド輝 TBS系
(19時56分~) 4月11日 山本航暉 深沢正樹、飯田譲治ほか 平岡祐太、水川あさみ、村川絵梨、荒木宏文、寺脇康文、要潤、別所哲也、渡部篤郎 ほか
イケ麺 そば屋探偵
~いいんだぜ!~ 日本テレビ系
(0時50分~) 4月4日 ― いとうせいこう、倉本美津留、小林弘利、上田誠、土田英生 ほか 藤木直人、生瀬勝久、古田新太、堀内敬子 ほか
ザ・クイズショウ 日本テレビ系
(21時~) 4月18日 ― 及川拓郎 櫻井翔、横山裕、松浦亜弥、真矢みき ほか
遥かなる絆 NHK総合ほか
(21時~) 4月18日 城戸久枝 吉田紀子 鈴木杏、グレゴリー・ウォン、フービン、岳秀清、佐藤めぐみ、王維維、森下愛子、加藤健一 ほか
風に舞いあがる
ビニールシート NHK総合ほか
(21時~) 5月30日 森絵都 宮村優子
加藤綾子 吹石一恵、クリス・ペプラー、吉沢悠、篠原ともえ、ダンテ・カーヴァー、佐野史郎、片平なぎさ ほか
魔女裁判 フジテレビ系
(23時10分~) 4月25日 ― 前川洋一 生田斗真、加藤あい、比嘉愛未、忽那汐里、石田ゆり子 ほか
スポンサードリンク


