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子供でも容赦ナシ。「まえだまえだ」 を“潰し”にかかる徹子の部屋。
子供でも容赦ナシ。「まえだまえだ」 を“潰し”にかかる徹子の部屋。
http://japan.techinsight.jp/2009/08/maedamaeda-tetukonoheya-tubusi.html
雨上がり決死隊の宮迫、ガレッジセール、小嶋よしおなど『徹子の部屋』に出演して惨敗した芸人は多い。わざと?と思ってしまう黒柳徹子の「芸人の芸人たるトークをぶっ潰すマイペース。」それは芸人たちにとって脅威である。そんなブルドーザーのような徹子が鎮座する「徹子の部屋」に、大阪から新幹線でやってきた“あの小学生漫才コンビ”の姿か・・・・。徹子の刃(ヤイバ)は容赦なく彼らにも向けられた。
「子供は自然であるべき」という事を一番良く知っている人物、黒柳徹子。かつての大ベストセラーの自伝「窓ぎわのトットちゃん」において、自身の落ち着きの無さに公立小学校から退学させられてしまった事実がある。(退学は言われただけで実際の転校は母親の判断。)そこでトットちゃん(徹子)が編入した電車の学校、「トモエ学園」。彼女はそこで素晴らしい学校生活を送る。今年もまた運命の終戦記念日が近い。
そんな「窓ぎわのトットちゃん」を一気読みし、感動して著書に徹子のサインをねだるまえだ兄・航基(小五)。と横で「本は嫌いだけど、トットちゃんは好き。」という弟・旺志郎(小三)。彼らは現在大人気、本日の「徹子の部屋」ゲスト、小学生漫才コンビ「まえだまえだ」である。二人は大人でもなかなか出来ない人(徹子)の話をしっかり聞いて答える。芸能人なのに甘やかされてなく、近年ありえないぐらい扱いやすい兄弟である。二人は徹子が通っていた「電車の学校」の話に目がキラキラ。けっして計算ではなく本当に感心しているのだ。
しかし、そんな事は黒柳徹子には通用しない。
普通の大人がどれだけもてはやそうが、子供ながらいくら稼ごうが、自分に媚を売ろうが、徹子はぜったいに子供を子供扱いしない。かつて「トモエ学園」の校長先生が自分にそうしてくれたように、“子供は一人の人間として扱う”。それが徹子スタイルなのである。
だから、今日のゲスト「まえだまえだ」も大人の芸人と同じく、面白くなければバッサリ。思えばひ孫と曾祖母ぐらいの年の違い。子供が何を言おうと大喜びするのがありのままの年寄りの姿だが、徹子はそうはいかない。本来ならいじりたいハズの小学生2人を前に今日はじっと我慢。かえってそっけないくらいだった。この現象はめずらしく、まえだまえだが芸人でなく、スポーツ小学生や、一般人なら少し様子が違っていたかもしれない。
それを受けるまえだまえだも、兄弟同士のかけあいは絶妙。漫才の芸は披露しなくとも、45分の長丁場を学校の話、兄弟でやめてほしい所、おばあちゃんの話、でキレイにまとめた。弟・旺志郎は無邪気だが、兄・航基(小五)はそうとう気を遣っていた。ぐらぐらの前歯を引っこ抜いた「まえだまえだ」を「前歯前歯」という徹子。今日は“あたため係”のTKOもいない。もう、どういう顔をしていいかわからない二人。このへんが徹子お得意の“芸人潰し”である。
番組後半、あんまりにも“潰しちゃいけない”と思った徹子は、少々奮発して高額なカブトムシを「まえだまえだ」にプレゼント。素直に興奮する「まえだまえだ」。そして青山テルマの出演時同様、頭のたまねぎからイタリア製のアメを取り出し2人に差し出する徹子。アメを食べながら、おせんべいも出てくる事実に目を丸くする航基。「まえだまえだ」の“子供らしさ”を引き出して(最初から出てたけど。)満足し、やっと楽しくなってきた徹子の笑顔がキラリ。
なんともスリリングな昼さがりである。
(TechinsightJapan編集部 クリスタルたまき)
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